トイレの水漏れ
水まわり設備の中でもトイレは比較的に水漏れの発生が多くなっています。
このページではよくあるトイレの水漏れ症状と修理についてご案内しています。
ご自宅や会社でトイレの水漏れを見つけた時の判断資料として是非お役立てください。
トイレの床に水が溜まる水漏れ
TOTOトイレが10年ほどでトイレ便器とタンクの接続部から床に水漏れがする場合は接続部に使用しているパッキンを交換することで直る可能性があります。
設置から12年から18年ほどのトイレは様々な箇所から水漏れがするのですが、修理をせずに交換したいお客様はこの時期の初期にトイレを交換されることをお勧めいたします。
水漏れがする箇所やよく故障をする箇所はトイレによってある程度の予測がつきます。
水漏れや故障をした時に毎回修理をすると費用が割高になりがちです。、最初に修理をする時に先々をみこして故障や水漏れがする可能性のある個所を一度にまとめて修理をしておくことをお勧めしています。
1か所ずつ修理をするよりもまとめて修理をするほうが断然お得です。
トイレ便器の下側(床とのすき間)に水漏れがする
この場合は便器を取り外してパテを交換することで修理ができます。
そのほかの比較的に新しい個室トイレの場合は、便器の下から水漏れがしている様に見えても実際には別の箇所から水漏れがして便器の下に水が溜まっている可能性が高いのです。
ウォシュレットの設置年数が12年を超えている様であれば、そのウォシュレットから水漏れがしている可能性があります。これはご家庭で点検をする方法があります。
まず最初に便器まわりの水漏れをトイレットペーパー等でふき取り、その後にトイレの水を流すレバーを回さないでウォシュレットを使用してみてください。
便器まわりに再度の水漏れが確認できる場合はウォシュレットの水漏れである可能性が高くなります。
また、タンクの外周や便器の外周を乾いたトイレットペーパーで拭いてみてください。
そのトイレットパーパーが濡れる箇所があれば、その辺から水漏れがしている可能性が高くなります。
TOTOのトイレで、タンク正面の右上に「SH」から始まる品番が書いてあるトイレの水を流した直後にタンク下のあたりからコップ1杯分くらいの水漏れがする場合はタンク内パーツの故障です。
修理訪問をしますので、まずはお気軽にお問合せください。
LIXILトイレ、INAXトイレの水漏れ
シャワートイレの水漏れについてはこのページ上段でご紹介した通りのため割愛させていただきます。タンク下からの水漏れは、排水設備のディストリビューター部品の不具合によって水がオーバーフローすることが原因で発生していることが多いです。
少し専門的な内容となりますが、タンク内は梅雨時や夏場に雑菌の繁殖が進む傾向にあり、半透明で粘り気がある雑菌がかたまりとなって流れていくことがあります。そのかたまりが経路の途中で詰まることによってタンク下から水漏れがしていることがよくあります。
止水栓に繋げてある給水ホースからの水漏れは、適合するパーツに交換をすることで直ります。
シャワートイレの水漏れ以外はご家庭での対処は難しいので、まずはお気軽にお問合せください。